時として水回りの設備は思わぬトラブルを発生させてしまうことがあります。そんなトラブルの一つとして考えられるのが水漏れですが、その急な水漏れでピンチに陥ってしまった！そんな時には適切な応急処置を行うことが大切になってくるでしょう。

水漏れは大きく分けると基本的に二つに分類することができます。その一つは配管からの水漏れ、そしてもう一つは蛇口からの水漏れです。この二つの水漏れは原因が違うことから、応急処置の方法も少しだけ違ってきます。まず配管からの急な水漏れでピンチな場合は、その配管の亀裂を無くすような応急処置が必要です。その方法として考えられるのは、ピニールテープなどで亀裂部分を防ぐということ。一般的なガムテープは水に弱い特性がありますので、防水性能が高いビニールテープを使用するのが適切でしょう。ただ、そのビニールテープも亀裂の大きさが著しい場合は水の圧力で貼り付けることができないかもしれませんので、気をつけるようにしておいてください。

そして次に蛇口の部分から水漏れが起こってしまうような場合についてです。このようなケースであれば、パッキンを交換を行わなければならない状態ですので、まず家の水道の元栓を閉めて、蛇口から完全に水が出ないようにしておく必要があります。そしてその状態で蛇口のパッキン部分を交換し、元栓を開けると元の状態に戻すことが可能です。そのパッキンの交換については、比較的高い技術力が必要ですので、個人で行うのは不可能であると感じた場合は無理せずに専門の業者さんを呼ぶようにしましょう。

また、例外としてトイレの便器からの水漏れなども存在しますので、このようなトラブルが起こった場合も個人で対応するのではなく、専門の業者を呼ぶという解決方法をとるようにしてください。水のトラブルはなかなか対処は難しいですが、臨機応変、そして無理せずプロに依頼を心がけておくと間違いはありません。